犬に噛まれて死にかけた女性たち。宮崎・女児の両親「骨が見えていた」

これまで様々な獣による獣害事件を紹介してきました。

本日は犬。
お家で飼われている普通の犬による事件事故を調べました。またわたし自身も過去に犬に襲われて死にかけた体験があるので紹介したいと思います。途中で過激な描写がありますので閲覧には十分注意してください。


犬に噛まれて死傷者が出た


全国の犬による獣害事故は平成26年度で4000件越え。
飼い主に噛みついたり、歩行者にとびかかったり様々なケースがありますが、これだけの件数が起きています。

噛まれても軽症で何も報告しない場合もありますので、実際にはもっと多いと予測されます。

宮崎・犬に噛まれた女児


まずわたし自身の体験談からお話しします。
といってもあまりに小さい頃の出来事で、わたし自身には記憶はいっさいなく、両親から聞かされた話ですのであしからず。

宮崎県都城市。
みっつよっつの時、小さなわたしはひとりで近所の一軒家にやってきました。目当ては子犬。ころころとして可愛いわんこを見るためです。

当時は塀などあってないようなもの。庭先で子犬らと遊んでいるとそこに親犬が現れ…。

わたしの悲鳴をききつけてまず母親が駆けつけました。
彼女の話によるとその時のわたしは親犬の攻撃を受けていたそうです。犬から我が子をひきはなし、みてみると血まみれでぐったりしていたとか。
肉が切れ、骨がみえていたそうです。

母親の声をききつけて駆けつけた父親が通報。病院にかつぎこまれたわたしは助かりましたが、数十針を縫う大怪我でした。

今でもその時の傷が身体に残っています。


これはまずわたしの両親が悪い。小さな子供から目を離すなどけしからん。

そして飼い主にも責任があります。人を噛む恐れのある獰猛な犬がいるなら塀の内側に囲っておくべき。

そして(子供でなければ)わたしがいちばん悪い。
3歳の子供にこんなことを言っても仕方がありませんが、どんな獣でも子育て中の母親は常よりも神経質です。
子犬に無暗に近づいてはなりません。

また犬は賢い生き物ですが、人間を順位づけをしています。
つまり家族が最優先になり、赤の他人、とくに小さな子供は自分よりも下であると考えているようです。

この親犬にとってわたしは「見知らぬ小さな子供」。
配慮する必要のない相手です。

しかも自分の大事な子供に近づく「知らない人間」ですから警戒心を刺激されたとしても仕方がなかったのでしょう。

こんなブログを書いているとどうしても動物側に立ってしまいますね。

今でも犬は怖いです。トラウマを克服するためにヨークシャテリアを飼ったことがあるので小型犬は大丈夫になりましたが、大きな犬には近づくことすらできません。でもモフモフの犬の動画や写真は好きなんですよ(笑)



米国・4匹の犬に噛み殺された老女


犬は人類の友人でありますから世界中でこういった事故は起こっています。2021年7月6日、アメリカで起きた死亡事故も隣家の犬によるものでした。

アリゾナ州にすむ77歳の女性マリアさんが自宅の玄関前に腰かけてくつろいでいた所、犬に襲われた。
現地警察が駆けつけた時、彼女はすでに重傷を負っていたという。その後、運び込まれた病院で死亡が確認された。

マリアさんを襲ったのは4匹の犬。

飼い主である33歳の男性が過失致死容疑で逮捕された。

ふだんから男性が管理を怠っていた為、犬たちはこれまでにも何回も脱走していた。そのたびに警察が出動する騒ぎとなっており、住民たちは「怖かった」と話している。

マリアさんの家族も犬の管理のことで飼い主の男性とトラブルになっていたという。その末の事故であった。

4匹の犬は捕らえられ、安楽死させられた。



八王子・飼い犬に殺された女児


日本のお宅からもう一件。
2017年3月9日。東京都八王子市のある民家から消防に通報が入った。救急隊が駆けつけると生後10か月の女児が重傷を負っていた。すぐに病院にかつぎこまれたが女児は二時間半後に死亡した。

何があったのか?

女児は、飼犬のゴールデンレトリバーに頭部を噛まれていた。この民家は女児の祖父母宅でこの日は預けられていた。

直接の原因は不明だが、冒頭の事件同様に、「家の住人ではない」「小さな子供」ということで犬にとっては遠慮する必要にない相手に位置づけられていたことも原因のひとつと思われる。


ゴールデンレトリバーはイギリス産の大型犬ですが、賢く忠実で、温和な性格であり人気がある犬種です。ただし猟犬にもなりえる高い身体能力をもつので番犬にも向いている。


犬事件のまとめ


犬はわれわれ人間の善き隣人。ですが、それは人間側が正しく犬の習性を理解してキチンと管理していればの話。ほったらかしではいけません。

また犬が他人に害を加えれば飼い主が法的な裁きを受けることになるのでうっかり加害者にならないためにも安全対策はしっかりとりましょう。



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