動物による食害事件と言えば虎やライオンを思い浮かべると思います。しかし今回ご紹介するのは…豚。なんと豚が人間を食べてしまったというのです。どんな凶悪な豚かと思いきや、ふつうに飼われている養豚でした。そう、わたしたちの口に入る食用の豚です。
豚の逆襲
2020年2月2日。
ポーランド南西部の町ルビンというところで事件は起きた。養豚家のクシシュトフさん(70代)は2匹の大人の豚、12匹の子豚とともに生活していた。同居家族はおらず一人暮らしだった。
その年、大晦日に姿が確認されたのを最期に行方不明になった。
1月中旬、近くまで井戸の水を汲みに来た近所の住人が彼の遺体…遺骸を見つけた。頭蓋骨と骨の破片しか残っていなかったという。
その後、警察が調べたところ、死因そのものは心臓発作か転倒によるものではないかとのこと。
つまりクシシュトフさんはエサをやりに豚の元に向かい、そこで転ぶか発作を起こして倒れてしまい、豚に食べられてしまった。
ただ遺体のほとんどが食べられてしまったため、これはあくまで推測であり詳しいことは分からないという。
丸ごと食べられた養豚家
2012年9月26日
アメリカオレゴン州
養豚場でエサやりをしていた70代の男性、バンス・ガーナー氏が豚房の中で体のほとんどを食べられてしまった。
家族が姿がみえないので探していたところ、豚房の中で彼の入れ歯を見つけた。さらに遺体の部位をいくつか見つけた。
男児が犠牲に…
2014年
中国江蘇徐州市で2歳の男児が豚に食い殺された。豚を解剖してみると胃の中から男児の髪の毛や頭蓋骨の一部が見つかったという。
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