クマの動物研究

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恐怖のバードストライク。米国空軍機を撃墜した鳥たち。

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バードストライク。鳥が航空機などにぶつかってしまうこと。

他に鉄道や車、風力発電機などへの衝突も含まれる。

航空機が飛行中に遭遇すると大惨事になるので、世界中の空港がバードストライク対策に頭を抱えています。

 

というわけで今日は鳥と航空機の事故について。

 

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熊ちゃん

航空機と鳥じゃ勝負にならないんじゃない?

 

航空機といえば大きいというイメージ。何トンもする旅客機を思い浮かべるかもしれません。ここで紹介するのは確かにそういうジェット機です。

 

対するは鳥。

 

どんなに大きくても所詮は鳥。

航空機とぶつかっても、鳥がふっとばされて終わりでしょ。

そう思われますか?

 

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クマ

まあ鳥は即死だろうね。

 

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だよね。航空機の方は? かすり傷くらい?

 

こうなります。

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Nico deb - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=15986139による

 

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熊ちゃん

え…?

 

まるで航空機がハリボテのようにみえる画像ですよね。

むろん金属の塊。鳥と衝突すると合金でもこうなるということ。

 

怖いですね。

 

そんな怖いバードストライクはなぜ起こるのか、原因から実際にあった事故まで一挙にご紹介。

旅行や出張で飛行機を利用する人から空港ぶらり散歩好きさんまで。意味がわかると空港のまわりに目を向けたくなる!

 

航空機に衝突する鳥

 

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熊ちゃん

ヒコーキって頑丈なのかと思ってた…発泡スチロールで出来ていたのか?

 

んなわけはありません。

発泡スチロールで空が飛べるか。

 

鉄鋼や合金で出来た航空機。小型のジェット機でも重さは1トン以上。スピードは時速500キロ以上で飛びます。

 

もの同士がぶつかる時の衝撃は、重ければ重いほど速ければ速いほど大きくなる。

航空機でも大きな鳥にぶつかると受ける衝撃は強くなり、さきほどの写真のような惨状になります。

 

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ぶつかったのがもし窓だったら…。

 

ええ、窓だったらこうなっていました。

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パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=338659

 

 

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ひいいい⁉

 

 

機体に穴が空く。これだけでも十分おそろしいですが、バードストライクは時に航空機そのものを墜落させることがあります。

 

航空機を墜落させた鳥

 

鳥がエンジンに吸い込まれて不具合の原因になってしまう…。バードストライクが原因で墜落した事故はいくつもあります。

今回はその一部をご紹介。

 

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米国空軍の悲劇

 

まずはアメリカ空軍E‐3セントリー墜落事故。

1995年9月22日、アメリカ空軍のジェット機がカナダガンを吸いこんで墜落。乗員24人全員死亡。

 

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熊ちゃん

カ…カナダガン?

 

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クマ

雁(ガン)だよ。渡り鳥。

 

カナダガンは高度1㎞(3000フィート)をV字型を形成して飛行する。これまで確認された最高高度は29000フィート(9㎞)だという。

航空機並みの高度で飛び、長距離を移動する。

 

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だから上空で事故に遭うんだね。

 

いえ、バードストライクの多くは離着陸時前後に起こるのです。

 

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クリティカル・イレブン

 

航空機へのバードストライクは離陸と着陸の動作中など、高度が低い際に起こりやすいとされます。

 

この特に危険な「クリティカル・イレブン」。

離陸動作5分、着陸動作6分。操縦士がもっとも神経質になる11分といわれる。

 

難しい話は省きますが、航空機の中でも旅客機はその構造上バードストライクが起こりやすい。さらに近年はファンが大きくなっているため余計に鳥を吸いこみやすくなっています。

 

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航空機を守るバードパトロール

 

日本で起きたバードストライクは2006年で1233件。

 

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そ、そんなに⁉

 

バードストライクで飛行機が飛べなくなると損害金も億を超えるので、各空港は対策に取り組んでいます。バードパトロールが敷地をまわり、鳥を撃退している。彼らのおかげでわたしたちは安全に空の旅に出ることができるんですね。

 

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最後にもうひとつの事例を

 

1549便の不運と奇跡

 

2009年ーアメリカ。USエアウェイズのジェット機が川に不時着水した。

 

USエアウェイズのジェット機1549便は離陸後まもなく両エンジンが停止。

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Makaristos - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=4786102による

 

原因はバードストライクだった。エンジンを撃ちぬいたのはE‐3セントリー墜落事故の時と同じくカナダガン。

 

機長の冷静な判断と巧みな操縦技術により、機体を損傷させることなく、ハドソン川に着水。乗員乗客155人全員が生還した。

 

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何か聞いたことあるような。

 

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クマ

映画にもなった「ハドソン川の奇跡」だ。

 

着水すると失敗して機体がバラバラになることが多いので、成功させた機長の技術はもちろんのこと、そのとっさの判断と勇気が全米で賞賛されました。

バードストライクは不運でしたが、事故そのものが人々を感動させた珍しいお話。

 

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Greg L - originally posted to Flickr as Plane crash into Hudson River, CC 表示 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=5723340による

 

恐怖のバードストライクまとめ

 

今回はバードストライクの恐ろしさと事故について紹介しました。クマの動物研究では他にも数多くの動物による事故事件を扱っております。こちらのカテゴリーまたは下記の記事よりご覧ください。

 

   

 


 

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