クマの動物研究

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【メンブラー】ロシアでヒグマを飼った男性と飼い犬が骨になって発見された話。

こんにちは、クマです。

 

2020年の秋。

石川県の市街地に熊が現れたという。

警察が包囲しているとニュースで知りました。

さすがに北の方は目撃情報が多いですね。

 

その前にも山梨県の民家の軒先で、柿の木にぶら下がったまんま寝ている小熊ちゃんが発見されました。ツキノワグマです。

その姿がなんとも愛らしい。

 

 

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お腹がいっぱいになって寝ちゃったらしい。

 

こうしてみると見た目は最強だなあと思うのですが。

(※テレビに出ていた写真では最強に可愛かったという意味)

大人になると見た目だけでなく…なにもかもが最強の部類に入るようになる。

 

というお話です今日は。

 

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熊ちゃん

おっ、久々に動物研究。

 

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クマ

舞台はロシア。ヒグマをお家で飼うとどうなるかというお話。

 

それではかいえん!

 

【目次】

 

 

ロシアで起きたヒグマの食害事件

 

 もしあなたがこれからお家でヒグマを飼おうかなと考えているのなら、ぜひこの記事をお読みいただき、未来の展望にお役立てください。

 

 

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熊ちゃん

いないよそんな人、てか日本では飼育できないし!

 

日本ではヒグマは飼えない

 

現在、日本では虎や熊などの大型陸上生物を個人で飼うことはできません。

虎に関しては40年前まで飼えていたのですが、ある人がうっかり逃がしてしまって市井が大パニックに陥ったことがあり、以降は法律で禁じられています。

神野寺虎脱走事件とは。約40年前の日本で起きた猛獣との恐怖の夏休み。 - クマの動物研究

 

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飼えていた時代があったのが驚き

 

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クマ

虎もあれだが、ヒグマはもっとムリだよ…

 

危険すぎる。

ヒグマは、およそ陸上では人間をのぞいて天敵がいないといわれている。いるとすれば虎くらいのものですが、生息域が違うので自然界で出会うことがそもそもない。

 

それくらい強いヒグマ。身体能力もさることながらその恐ろしい習性ゆえに、人が飼いならすことは不可能。

 

ロシアでは飼育ができる

 

恐ろしいことにロシアでは許可されているという。

もちろん設備や対策などがしっかりとなされている場合に限りますが、それでもいち個人で飼うことが許されるというのは驚きです。

 

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隣の家にヒグマがいるってことだよね。

 

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即日ひっこします。

 

知っていますか?

ヒグマは民家のドアを一撃で吹き飛ばしちゃうんです⭐︎施錠など無意味ですわ。

 

今回の主人公、ヒグマのメンブラーは檻にいれられていました。

それでも檻を出た。

そしておぞましい事件を起こします。

ご覧ください。

 

 

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ヒグマのメンブラー

 

ロシア、チェリャビンスク州。

 

山で狩りをしていた男性セルゲイさんが、コグマを見つけて自宅に連れて帰った。

「メンブラー」という名前をつけて、二匹の犬と共に庭で飼い始めた。それがすべてのはじまり。

 

メンブラーに首輪と鎖をつけ、エサは手ずから与え、一緒に散歩もする。

普通にペットとして飼っていた。

 

最初は小さくて、可愛かった子熊。

そのままのサイズでいてくれればよかったが、もちろんそうはいかない。だんだん体が大きくなってきて、性格も獰猛に…。

 

地域によって異なるが、ヒグマは成獣で250ー300㎏。

魚が豊富にとれる場所に住んでいる種であれば、500㎏の個体も存在する。

 

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セルゲイさんに迫る危機

 

メンブラー、力が強くなるにつれて、とうとう鎖では繋げなくなった。

 

セルゲイさんもたまらず檻にいれるが、それでも安心はできない。

 

他の動物に例えるのもおかしな話だがライオンや虎を飼っているのと同じこと。

 

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隣の家がこれらの猛獣を飼いはじめたら、あなたはどうしますか?

 

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だからひっこすって!

 

 

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ペットからヒグマに変貌する

 

ヒグマというのは人に飼われていてさえ、ある年齢がくると急に野性が芽生える。

 

雄熊の本能にかられてメンブラーは主人を攻撃するようになっていた。

 

セルゲイさんの周りの人たちは、危険だから熊を施設にやるように言った。が、本人は聞く耳をもたない。

 

そのままヒグマと生活を続けた。

 

事件の日

 

ある日。

セルゲイさんと連絡が取れなくなった。

 

離れて暮らす家族が心配し、警察に相談。

職員が男性宅を訪れるとー。

 

 

家の前に血痕と、人のものと思われる骨が落ちていた。

 

静けさに満ちた庭。

飼い犬が2頭いたが、こちらも骨だけになっていた。

 

檻は破られ、ヒグマの姿がない。

 

警察は熊が男性と犬を食べたものとみて、姿をくらませたヒグマの行方を追った。

 

地面に続く血の跡と大きな足跡。

 

やがてそのずんぐりとした巨体を発見。

 

メンブラーは射殺された。

 

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ヒグマは飼いならせない

 

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熊ちゃん

こ・こ・こ…怖いい

 

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熊だろ君……

 

たしかに恐ろしい話です。

自分を育てた人を食べてしまう…。

起きた出来事だけをみれば、ヒグマは血も涙もない冷淡な生き物なのか! ということになってしまいますが、生物としてみればメンブラーが取ったのは普通の行動。

 

腹が減ればエサをとる。

鹿やサケ、木の実。

野山で生きているヒグマたちがそうしているようにメンブラーもまたそうしただけ。

 

彼に非はありません。

人間に自然界の王者を飼い慣らすことはできないのです。

 

野生のヒグマ

 

北方の山に住んでいるような、野性のヒグマというのは元来、人間を怖れます。

それは人間が「なんだかよく分からない生き物」だから。

人に関わったことがないヒグマにとってわたしたちは脅威なのです。

 

だから山でハイカーが鳴らす鈴の音が聞こえると熊たちは避けてくれます。

お互いに遭遇を回避することで、人間とヒグマはうまくやってきた。

 

ですが人に育てられたメンブラーは、もちろんセルゲイさんを怖れたりはしません。

 

その場にセルゲイさんしかいなかったので詳しい状況は分かりませんが、もしも彼が檻から脱走したヒグマを見つけて背中を向けて逃げだしたのだとしたらメンブラーは当然おいかけたでしょう。熊には逃げる者を追いかける習性があるので。

 

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クマ

もちろんお腹がすいてエサまっしぐら。だったとも考えられる。

 

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ひいいいい!

 

日本でもそうですが、一度ひとの味を覚えた熊は殺処分されます。

 

そこまでしなくても。

可哀想。

そう思いますか?

 

しかしこれは人の安全を守るためにやむを得ない措置。

 

「人間は食べられるんだ」と知った熊は、また人間を襲います。

自然界のすばしっこい小動物や魚を捕まえるのに比べれば、人間を捕まえる方がはるかにたやすいからです。

 

人間は数も多いし、まとまって暮らしているから見つけるのも簡単。

おまけにかさもある。味はともかく腹は満たされる。

 

人間は弱い。足も遅く、カンタンに捕まえられる。そうと知った熊に怖い物はありません。

 

人をエサにした方が無駄な労力を使わずにすむと学ぶ。

熊は学習する生き物なのです。

 

今回、亡くなった男性にはお気の毒ですが、彼と彼の可愛いヒグマ、両者が生きられる道はあった筈。

ヒグマが哀れでなりません。

 

冒頭のニュースに登場したコグマちゃん。

こちらは人に危害を加えていないということで捕獲後、山に帰されたそう。

良かった良かった。

 

 

お読みくださりありがとうございました。

ヒグマに関しては他にも過去の事件をとりあげていますのでよければお読みください。

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