あなたといると時間が経つのが早い。
そう言われたことがありますか?
あるいは大人になってから一年が経つのが早くなった。
そうお感じですか?
いったいなぜなのか?
それを教えてくれるのは、ある法則かもしれません。
こういう時ありませんか?
大人になってから…というより最近やたら時間が経つのが早い気がする。
わたしもですよ! 一年が早い。何ででしょうね。
日が経つのが早い
という会話を職場の人としたんだ。熊ちゃん、熊ちゃんも1年が短く感じるでしょ?
ううん。1年どころか1日すら長い。
どういうことでしょうか。
大人のクマは「長い」といい、子供の熊ちゃんは「短い」といいます。
2人が異なる感じ方をするのは何故なのか?
それは「ジャネーの法則」です。
ジャネーの法則
フランスの哲学者が唱えた法則。
時間の(心理的な)長さは、年齢の逆数に比例する。
(分かりにくいと思うので後ほどわかりやすく例をあげます)
簡単に言うと50歳にとって一年は人生の50分の1であり、5歳にとっては人生の5分の1。
つまり50歳の人の10年=5歳児の1年。
5歳児の1日=50歳の10日。
ということになる。
…はあ?
わからないですね。
要するに50歳の人は5歳の子の約10倍の速さで一年が流れている。
…ように感じる。
ということなのですが、これも分かりにくい。
例えば熊ちゃんは3歳です。
当然ながら3年、生きている。
この3年間が人生の全て。
そしてわたしは30歳。30年が人生のすべて。
うそつけっ。4つほどサバよんでるぞっ。
しーっ。黙ってればわからない。
この生きてきた年月の長さが、時の流れを早く感じさせたり遅く感じさせたりするのです。
もちろん体感的なものであり、実際に流れている時間は同じですよ。
体感的なのはわかるけど…なんで人生の長さで時間の感じ方がこんなに違うの?
ここからは誰にでも分かりやすいようにわたくし、クマの表現をおり混ぜながら話していきます。
子供と大人の時間差
子供にとっては見るもの触れるもの、すべてが新鮮であり経験の材料になります。そのたびに感動したり楽しんだりしながらその今まで経験したことのない事柄にどう対処すべきかを考えながらひとつひとつ行動する。
時には迷い、立ち止まる。
時間がかかります。
大人はたいていのことを経験しているので新鮮味がなく、余計な手順をはぶいて、巻きで生きようとします。生きることに慣れるほど、ライフスタイルをシンプルにしようとするのです。
シンプルなら迷うこともない。
サクサク進みます。
生きることに慣れているか否かで一日の進行速度が違う。
ひいては一年の速さが違う。
とまあ、このように「経験」が人生の体感速度に関与しているのではないかという考えがあります。
わかったような分からないような…。
ではこういうのはどうでしょうか。
夏休みはあっという間。
マラソン大会はやたら長く感じる。
あ、これなら分かる。
相対性
あなたといると時間がたつのが早いねと言われたら…。
相対性かもしれません。
何?
相対性理論。
わかりやすい例えで言うと…。
「ストーブの上に一分手を置いたら一年のように長く感じるがキュートな女の子と一緒に過ごす時間は1分ぐらいにしか感じられない」
言ったのはアインシュタイン。
さすが天才。ユーモアがありますね。
観測する立場によって時間は変わる。それが相対性。
つまり楽しい時間は早く過ぎ、苦しい時間は長く長く感じるということ。
夏休みはあっという間。
マラソン大会はやたら長く感じる。
結論:単純にその人の体感で時間の長さは変わるということ。
大人の場合
月曜から金曜までは長い。土日はあっという間。
わかる〜。金曜がいちばんやる気あるよね。
カレンダー通りに働いている人はお分かりいただけると思います。
お休みの前の日は気分が違いますよね。
これも相対性です。仕事量が減るわけではないのに気分は晴れやか。
業務内容は月曜日と変わらないのにモチベーションが違う。
大人の場合はです。
では子供の場合はどうでしょうか。
子供の場合
新しく何かを経験するというのは時に楽しく、時には苦しく感じます。
子供の時分は学ばなければならないことが多く、中には苦手な分野もあるでしょう。
学習から解放される夏休みを子供たちはあっという間に感じ、マラソンという苦行を長く感じる。
けれど長距離走が好きで毎日走っている学生にとっては長時間ではない。
そういうことです。
まとめ
●大人になればなるほど一年が早くなる
以上のことからクマがやるべき事柄が決まりました!
な、何をやらかすって?
若返りの薬を求めて中国に行くことだ! 秘薬といえば彼の国だからな……ああっ⁉︎ 感染症で行けない⁉︎
お読みいただき、ありがとうございました。