サメ事件記事を多く書いているクマの動物研究。
今日は「ベサニー・ハミルトン」について。
ベサニー・ハミルトンって何だ?
ハミルトン氏は隻腕のサーファー。
サメに片腕をもがれた女性サーファーで、彼女の本国アメリカでは有名人です。彼女の身に起きたことが書籍化され、その書籍をもとに映画も作られた。
けれども、もっとも彼女を有名たらしめたのは彼女自身の生き様でした。
ハミルトン氏。どんな人生だったのだろうか。
引用:ウイキペディア
ベサニー・ハミルトン
Bethany Hamilton
ハワイ州カウアイ島出身の隻腕サーファー。
幼少期から波に乗って海の上を舞っていたハミルトン嬢はコンテストの子供部門で優勝。リップカールがスポンサーにつくほど未来のプロサーファーとして有望視されていた。いわゆるスーパーキッズ。
リップカール?
世界で有名なサーフィンスポーツウェアの会社だ。
そのまま進めば、輝かしい未来が待っている筈だった。
彼女の身に災いがふりかかったのは2003年、10月31日。ハミルトン嬢(当時13歳)はその日も朝からカウアイ島の海岸で親友とその父兄弟と波乗りを楽しんでいた。
突然、体長14フィートから15フィートのイタチザメに襲われて、左腕を肩の下から食いちぎられた。
病院に運びこまれたが、全身の血液の60%を失っており、容体が安定するまでに7日間かかった。
助かったんだね…
奇跡的に一命をとりとめたハミルトン嬢。
しかし彼女の左腕は失われ、サーファーとしての未来は絶望視された。
サーフィンはムリだよね…可哀想だけど。
ところがハミルトン嬢、一か月もたたずにサーフボードをもって海に戻った。
なんですと?
特注のサーフボードでパドルを容易に操作できるようにした。さらに左腕の代わりに脚をより使うようにした。
2004年1月には大会に出場。
2005年には15歳でNSSA(全米アマチュアサーファの最高レベル)の王者となった。
現在もリップカール公認のアスリートとして活躍中。
サメに襲われた海に戻るの、怖くなかったのかな?
怖かったようだぞ。トラウマになったと話している。
彼女は自分の身に起きたことを自伝として出版しており、2010年にはその自伝を映画化した「ソウルサーファー」の制作が開始。
翌2011年、全米で公開された。
まさに魂のサーファー、ベサニー・ハミルトン。
よければ原本をご覧ください。
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