犬だって可愛いいい!
でも今日は猫の生態について。
猫はいつからペットなの?
どのように人間と暮らすようになったの?
世界で最も猫を飼っている国はどこ?
などなど猫に関する疑問をぎゅっと詰めこみました。
クマさん、猫じゃなくてネッコよ。
……え?
ネッコっていうのよ。今は。
そ、そうなの?
知らなかった…。じゃあ犬はおイッヌ様か?
恥ずかしいなあ、もう
猫、いやネッコと飼い主さん。その関係はいつから始まったのでしょうか。
イエネコの始まり
まず猫について。
猫とは、食肉目ネコ科ネコ属に分類されるリビアヤマネコが家畜化されたイエネコのこと。広義的にはヤマネコや他のネコ科の動物全般をも指す。
この、ネッコのご先祖様であるリビアヤマネコは約13万1000年前に中東の砂漠に棲んでいたと考えられています。
最初は野に生きていた
ヤマネコ時代、自分で獣を獲って生活していた。それがいつからか山をおりて民家で飼われるようになった。
いつ頃から?
農耕が始まってからと言われている。
犬は狩猟・番犬のため、かなり早い段階から飼われるようになりました。狩りをする人間に随行し、獣の匂いをたどって飼い主をエモノの元に案内する、家や家族を敵や犯罪者から守るという役割を担っていた。
対してネッコは…。
役立たずだった。
大丈夫か? 愛猫家から非難されて炎上するぞ。
えっ⁉
訂正します。
ネッコは有用性に乏しかった。
人間が小麦などの穀物を扱うようになり、ネズミ対策として飼うようになった。
農耕が始まった頃
集落が出現した時代の中東では、山間部の周辺でネズミの被害が多かった。一方で山にすむリビアヤマネコたちはエサであるネズミを追いかけて人間の貯蔵庫に入った。
穀物には手を出さずにネズミや害虫だけを獲ってくれるネコを見て、人間は家畜化を考えた。
これが「飼い猫」の始まりといわれている。
他にも約9500年前のキプロス島で飼われていた痕跡があったり、紀元前1600年ごろの古代エジプトの壁画に猫が描かれているなど、(害獣駆除などが飼育目的ではなく)猫を飼う人は、はるか昔からいたと考えられている。
人類を疫病から守る役割
ネズミは病原菌の塊。
人の家に穴を空け、巣を作り、食べ物を奪ってバイ菌をふりまく。
ネズミが媒介となり疫病や食中毒が起こる、ということも珍しくなかった。
何い、あいつそんなことしてたのか。人気者のくせに!
そのネズミじゃないわ。
そこで猫が重用された。病気の元であるネズミを追いかけて捕まえる。
人間を疫病から守っていたわけです。
でも今のネッコはネズミを狩らないよ
確かにネズミを捕るために飼っているお宅はあまり無いと思います。
現代の猫、いやネッコたちに求められる役目は別のものに変わっていますから。
役割、それは「家族」
現代のネッコたちに求められるニーズ、それは家族として共に生活することではないでしょうか。
核家族化、高齢化が進んでいる現代社会、お散歩の必要がある犬よりも猫の方が飼いやすいということでいま猫の需要が増えています。
やはり人の数が多い国であるほどその傾向が顕著で、最もペットとしてのネッコの数が多いのはアメリカ。
- アメリカ
- 中国
- ロシア
- ブラジル
- フランス
- 日本
- ドイツ
参照元:ペットセキュア
調べたら順番は年で多少変動しますが、だいたい上位は同じでした。
人の数もそうですが、経済的にも上位国が並んだなという印象です。
まあ生き物かうにはお金がかかるもんね。
食費だけでなく、予防接種や病気の治療費などの病院代、月々の保険代、手入れの費用などかかりますから、あるていどの生活基盤がないと養うのは困難。
でもアメリカが1位なのは意外だっただなあ。ネズミの国なのに。
やめんか。日本だってそうだろ。
わかった、やめよう。
イエネコのまとめ
ここでは飼い猫についてまとめました。先述のように「猫」にはネコ科の他の動物も含まれます。とくに虎は飼っている国もありますし日本でも昔は飼えていたので、飼い猫に分類されるかと思います。
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