樹海に熊はいるのかな?
いますよ。
シロクマが出るって聞いたんだけど本当?
それはデマですね。
富士山麓に棲むツキノワグマ
樹海、もとい富士の山麓、青木ヶ原樹海には野生の動物がたくさん棲んでいます。日本有数の鳥の生息地。広い広い森林ですから頷けますよね。
そして哺乳類の宝庫でもある。シカ、キツネ、イノシシ、野ウサギ、イタチ、リスなど42種類の生物が確認されています。
シロクマはいないのか?
いるわけないだろ。ここは日本だぞ。
青木ヶ原から山地帯にかけての一帯はツキノワグマの生息地となっています。
他の大型哺乳類はニホンザル、二ホンカモシカ、ニホンジカ、二ホンイノシシ。
樹海は観光地なのでお出かけの際に参考にしてください。
ついでにもうひとつ参考に。熊に遭遇しないためのポイントです。
熊と遭遇しないために
富士山やその周辺には熊が出ます。うっかり出会わないようにできることはやっておきましょう。地元の富士市も注意喚起しています。
- 熊鈴など音の出るものを携帯しよう
- 弁当菓子などゴミを捨てない
- 熊の性質は薄明薄暮
- 万一のために熊よけスプレーを
音を出して存在を知らせよう
熊鈴や笛など音の出るものを携帯するように自治体では推奨しています。熊は基本的に人間を怖れているので人工的な音を聞くと逃げていきます。
歌を歌ったりラジオを鳴らすのもいいですね。
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甘い味を覚えさせない
弁当や菓子を野に捨てると、それを熊が口にして、人間の食べ物の味を覚えてしまいます。必ずゴミは持ち帰りましょう。
人間の食べ物の味を覚えるとどうなるんだ?
それはぜひこちらを読んでほしい。
早朝夕方は気をつけて
熊は時間帯関係なく活動しますが、薄明薄暮の性質なので、早朝夕暮れによく活動します。うっかり遭遇しないように森を歩く際はお気をつけて。
万一のために熊よけスプレーを
気をつけていても熊といざ遭遇してしまったらどうすればいいでしょうか。
熊との距離にもよりますが、相手が気づいていない時、気づいていても近寄ってこない場合は背をむけずに相手の目を見たまま、ゆっくりと後退します。
走って逃げると追いかけてくるのでゆっくりと。
熊が近寄ってくる場合は人間だと分かっていない場合があるので、手を大きくふりかぶったり話しかけたりして人間であることを知らせましょう。
※大声を出したり石を投げたりして威嚇するのは絶対にやめましょう。熊に敵とみなされたらその時点で人生Endです。
それでもなお近寄ってくる場合は最後の手段。
なんだ?
熊よけスプレーをかまえて。
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樹海に熊はいるので気をつけましょうという記事でした。もし熊を目撃した場合は富士市に連絡しましょう。みんなで情報を共有することでクマとの遭遇を避けることができます。