今週のお題「花粉」
花粉。
幸運にも花粉症ではないので、何をどう書いたものか…。
そういうことは筆をとる前に考えておきなさい
あっっ‼
うわなななななに⁉
思いついた。
花粉症に関するネタが身近にありました。
クマが住んでいるのは紀州の国。
さあ、何が名産でしょう?
決まってら。みかんだよ。
そう。和歌山は日本屈指のみかんの生産地。
有田みかんなどは全国的に有名ですね。
そんなみかん王国×花粉症とくればこれです。
泣く子も黙るジャバラ‼
じゃばら…? ただのみかんじゃないの?
柑橘類ですね。
花粉症に効くといわれている。
最近はジャバラ飴がコンビニやスーパーに並んでいますね。もう代名詞といった感じ。
というわけで今回は幻の果物、ジャバラについてまとめてみました。
目次
ジャバラ
柑橘類の一種でユズや他の柑橘果物と自然交配で出来た。
十年前、和歌山県の東牟婁郡(ひがしむろぐん)北山村にしかない【幻の果物】として、県内外から注目を集めました。
花粉症が和らぐならと【幻の果物】を求める人が村に殺到した。
美味しい?
すっぱいです。それも強烈に。
じゃばらという名前は「邪」を「祓う」からきているそうですが、そりゃあこの強烈な酸味では邪も逃げるだろう。
っていうくらいすっぱい。
なのでそのままではなくほぼ加工品にされています。
花粉もはだしで逃げ出す?
とゆーことだな。
ジャバラは花粉症に効く?
アレルギーに有効かもしれないと考えられているナリルチンという成分があります。
これはユズやカボスなどの柑橘類に多く含まれ、とりわけジャバラに多く含まれる。という報告がある。
花粉症ではないクマが語るより、実際に花粉症の方に効いたという話を紹介したほうが説得力がありますね。
ジャバラにはこんなエピソードがあります。
ジャバラ物語
十年前以上からジャバラを使った製品はあった。
だがジャバラ自体がたいへんマイナーな果物で、求める人も少なく、そのため村は儲からないジャバラ事業をやめようとしていた。
そんな中、毎年ジャバラを大量購入する人がいた。
島根県に住む女性。その量なんと20キロ。それもわざわざ取り寄せて。
不思議に思った村の職員が、「なぜそんなにたくさん求めるのか」と聞いたところ女性はこう答えた。
「うちの息子が花粉症で…ジャバラがよく効くんです」
ジャバラが花粉症に効く?
その可能性に光をみいだした村は、インターネットで1000人にアンケートをとった。
「ジャバラは花粉症に効くか」という問いに多くの人が「効く」と答えた。
このモニター結果が世間に広がり、売り上げがのびはじめる。
これはいけると思った村は楽天市場に出店。
そこからジャバラの需要は急成長をとげた。
…という話だ。
ジャバラ、大出世だね。
その後、他の県でも栽培がはじまり、今ではジャバラ製品が市井にあふれています。
ほらねーっ。
これはぜんぶ北山村の製品。
他県で栽培されるようになったとはいえ、今でも和歌山県のジャバラの出荷量は全国の85%ちかくを占める。
じゃばらほぼ独占状態。
じゃばらの村。
じゃばら村。
和歌山県の村はすべて他の市町に吸収された中、唯一生き残った。
その年間売上をみれば、理由がよくわかる。
じゃばらが売れ始めた頃は年間の売り上げが2500万円程度だった。
それがたった5年で十倍以上、2億2000万円までのびたという。
まさに金のリンゴならぬ金のミカン。
財源があるからだ。
自活できるから吸収されなかったんだね。
和歌山県・最後の村ということで彼の地には県民としては頑張ってほしいですね。
まとめ
花粉症に効くといわれるジャバラのナリルチン。特に皮に多く含まれるそう。
ジャバラを試してみようかなとお考えなら、飴がオススメ。
いつでもどこでも口にほうりこめます。
パウダーにジュース、サプリメント。お酒まであります。
花粉症に効くというので大人気のジャバラ。
花粉が舞い散るこの季節、人気はさらに高まりそうです。
以上、ジャバラ物語でした。
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