【シュモクザメ】名前の由来・生態・特徴・生殖についてのまとめ

シュモクザメ

(撞木鮫)
英語ではhammer head shak. 単にhammer headとも。

メジロザメ目のシュモクザメ科(Sphyrnidae)に属するサメの総称。
別名カセブカ。

名前の由来


頭部が左右にはりだしていて、その先端に目と鼻がある。
鐘や、和楽器を打ち鳴らす丁字形の撞木(しゅもく)のような形をしていることから撞木鮫(しゅもくざめ)という。
ちなみに英語でははりだした頭を金づちに見立ててハンマーヘッドシャークと呼ばれる。

生態と特徴

このハンマー部分にはロレンチーニ瓶と呼ばれる微弱な電気を感知する器官があり、シュモクザメは他のサメに比べてこの器官が非常に発達している。

しかし目が離れすぎているために真正面は死角になってしまう。

30-50度の広い立体視野(通常のサメは10度ていど)をもち、サメとしてはめずらしく群れをなして行動する。
その数は時に数百匹の単位に及ぶことがある。

単為生殖で出産できる?


シュモクザメの中には単為生殖で出産したものがいる。
単為生殖とはメスが単体で妊娠、出産を行うこと。

アメリカのブラスカ州の水族館で3年間、オスのいない環境下でメスのシュモクザメが出産したことが確認されている。

このことからシュモクザメは単為生殖が可能であるとみられる。

過去に起きた大きな事故


シュモクザメとわたしたち人間との関係性はどうでしょうか。
昔、熊本天草の海で女子中学生がサメに襲われて亡くなるというショッキングな事故が起こりました。

未確認ではありますが、シュモクザメに襲われたものとみられています。
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クマの動物研究ではサメによる事故を調べて記事にしています。
興味があればどうぞ。
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